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お片づけのメルヘン

まいにちお片づけ。

三枚のサリー。

三枚三昧。

 

マザーテレサが率いていた

神の愛の宣教者会  では

 

シスターたちのサリーは

3枚の支給だった、という。

 

洗って、乾かして、着る、

のサイクルならば、3枚あれば

 

十分である、と。

 

 

 

わたしの住んでいる

古い中古マンションの

狭さは、恥ずかしながら

 

本来なら、ふたり、

もしくは3人(こども)で

過ごすものだと、思う。

 

 

最寄り駅から徒歩2分

図書館徒歩1分

公園徒歩1分

 

という利便性と  

 

南北ともに

日差しを遮る建物が無い

 

ことと

 

和室に昔ながらの

腰窓(腰というより、膝だが)ある

 

ことと、もちろん予算が

潤沢に無かったこともあり、

 

選んだのだが

 

 

4人で暮らせば

いかんせん

モノは、溢れる仕組み。

 

 

引っ越してくる前は

 

ここより、

広いマンションに住んでいて

 

つまり、入居時から

どーやって納めようか、と

悩んでいた、ので、アル。

 

 

f:id:fuyugasukida:20180403073342j:imageこの反対側に洋服がごっちゃり。

 

 

 

普通モデルだと、収まらない。

 

実は、クローゼットの整理などが

特集されている雑誌や本に載っている

 

これだけ、持っていれば十分

 

の、お洋服アイテムの数を

わたし的には

すでに下回っている。

 

ジブン専用のクローゼットや箪笥が無いと

あの数は多いのだ。

 

押入れを改造した

クローゼットに

夫のスーツやコートを収納すれば

 

わたしの普段着は、

部屋に置いているバーに

お洋服屋さんみたいに

掛ける、しか、なく

 

なんにも、表に出ていない

すっきり、した部屋には

 

ほど遠い。

 

 

そして、思い出したのは

 

マザーテレサの三枚のサリー。

 

 

 

おしゃれなひとでいたい、の

欲を棄てる。

 

 

いま、白髪を染めていなくて

 

ああ、わたしって

こんなに、白髪が多かったんだ

 

と、まいにち、がっかりしている。

 

 

ひとに会うときも

 

染めてなくてごめんなさい。

みっともなくて、ごめんなさい。

一緒にいるの、嫌かしら?

 

と、謝ったりしている。

 

 

それなら、染めれば、と

思うのだが

 

また、染めるにしても

 

この、気持ちを

しっかり、見つめてから、にしよう

 

と、ぐっ、と、我慢する。

 

 

 

わたしには

 

おしゃれなひとになりたい。

ジブンをよく知った個性あふれる

おしゃれをしたい。

それをひとに認知されたい。

 

という欲が、ある。

 

 

f:id:fuyugasukida:20180403073536j:image老眼鏡を買った嬉しさに自撮りしたり、する。

しかも、可愛く撮ろうとする。

きみ、いい加減、やめたまえ、と、思う。

 

 

●たいして、おしゃれじゃないから

欲が湧く、ので、ある。

 

 

この欲から、

一度、離れて

 

なんの、カテゴライズも

自分に課せず

 

49才の、わたし として

ぽつり、と、

 

世界に

立ってみたいなあ、と。

 

 

10代20代から続いている、

ジブンが持つジブンのイメージを

一度棄てたい。

 

 

 

白髪頭で、おしゃれなひと

に、という欲も、棄てたい。

 

シラガは、シラガ、なので

 

染めていないのは

自然体で、素敵。

自由な感じ

 

などと

 

付加価値を付けないのが、良い。

 

 

単なるchoiceだと言うのを

忘れないように、したい。

 

 

シスターのように。

 

3枚で、過ごす。

 

 

f:id:fuyugasukida:20180403073516j:image

 

を、すこしずつ

実践するために

 

気に入っていて

見れば

ときめきはするけれど

 

着たら

 

若さがなくなってきて

似合わなくなった

 

と、ときめきが霧散するモノ

 

は、処分することに。

 

 

個性的なデザインや柄のものも

とりあえず、目につかないところへ。

 

(まだ捨てずに、袋の中へ)

 

 

現代において

三枚のサリー で生きる

 

のは、もしかしたら

 

気取っている、か

諦めているの、か

 

または、貧しいの、か

 

と、問われることもあろう。

 

 

しかし、他者のまなざしは

さておいておき、

 

まずは、やってみよう。

 

 

f:id:fuyugasukida:20180403071500j:image足元の春が好き。

 

 

たくさん、喋るのも

だんだん、控えたい。

季節や、起こった出来ごとだけを

淡々と、記録する。

そういう、文字の使い方をしたい。

喋る欲、考えを述べたい欲も

手放したい。

 

白髪 狭い部屋 

アラフィフ