きらきらしてなくても、かみさまは悲しまないでしょう。
清楚は、のんびり。
40才半ばを過ぎてから
Tシャツの類は着なくなって
シャツかブラウスで、います。
カラダの線に添うものより
胸のたるみや、腹部の丸みが気になるの。
その方が、しゃっきり、と
(リネンや木綿の風合いによって)
清楚に見えるから。
清楚!sei-so!
なかなか、さいきんは
使わないことば だけど
良いなあ、と思います。
髪も肌も艶がなくなり
色味が濁ってくる、年代。
清楚は、
熟、とか、華より
難しいけれど
おばあさんへベクトルを
合わせれば、もしかしたら
野の小道みたいに
そこへのrouteがひらくかも。
つましく、清楚。
どこか、のんびり。
こころのイメージは、こんな感じ。
坂田靖子 ライラペンションより
ぽかり、と、春の昼に
ヒトリ、いるような
誰のことも、とくべつに
考えていないような
ジブンのことも考えていないような
洗って伏した食器の横で
しずかに、水に漬けたひじきが
ほとびているような
なんか、変だけど
そんな、感じ。
そんなこころで
清楚なブラウス、着たい。
背が低くて、若いころから
肉付きが良いわたしは
オトナなカッコ良い、シマダジュンコ的
womanには、なれないのです。
お気に入りのブラウスの胸もとの刺繍。もう大分着て、くたびれているけれど、まだ今年も着る。
生えてくる白髪も
こころのなかで、お片づけしたい。
白髪問題もなかなか、の
迷子、な、まいにち。
自分はこれでいい。
これがジブンだ、This is me!
の、像が、なかなか結べない。
テンション下がらないよう
家のなかでは
可愛いヘッドアクセなど、付けてみたり
白髪混じりの髪を
不器用ながら、いろいろ
まとめてみたり
顔が長いので、自撮りは顎を隠してしまう。年を取ると面長になるなあ。どうせなら、ムーミンのフィリフヨンカに似るといいなあ。
裾でくるりんぱ。おばあさんぽいまとめ髪。
やってはみながら
白黒混じる、
おばあさんへの移行期間を
清楚に、どこか
のんびりさせるには
どうしたらいいのかなあ、と
ぼんやり、思っている。
お片づけは、ジブンが
どうなりたいか、が決まらないと
足踏みする
ような気がします。
いま、まさに
わたしはそれで
洋服の取捨選択も含め
もうすこし、ジブン迷子を
やってみつつ
すこしずつ、進みたいなあ
と、思います。
ひとつ、明確になったのは
ジブンなりの
おしゃれはしたいけど
おしゃれなひとには
ならなくて良い
と、いうこと。
ちょっと、野暮で
かまわない、のです。
世の中の、みんなが
眩しくて、きらきら、じゃなくても
かみさまは悲しんだりしないでしょう。
今、書いているオハナシ。《ばあや研究》
白髪 グレイヘア おばあさん風
まとめ髪